温度と湿度の専門企業 ピーエスグループ

データセンター

データセンターの湿度管理

データセンターではサーバーからの発熱が多く、冬期の冷房運転や外気導入などによって乾燥した環境になる傾向にあり、静電気トラブルを防ぐための加湿対策が必要です。また高顕熱空調の採用により、季節よっては多湿への対策が必要なケースも増えています。
データセンターは24時間365日稼働するため、空調設備も小規模複数系統に分散するなど、信頼性と助長性を高める工夫が求められます。

 
  • ESD(静電気放電)対策
  • 梅雨時期の除湿
  • 地熱利用の冷房システム
ESD(静電気)放電対策
データセンター内で乾燥が進むと、静電気放電(ESD)が発生します。静電気によるスパークはサーバーの誤作動や損傷の原因になることがあります。静電気発生を防ぐためには、適切な湿度管理が重要です。小規模なサーバールームでは、確実な効果があり制御性に優れたピーエスの電熱式蒸気加湿器が有効です。
大規模なデータセンターには、気化冷却効果があり冷房負荷低減にも貢献する気化細霧式加湿器DLが有効です。

➡蒸気式加湿器 SU / RS
➡気化細霧式加湿器 DL
高顕熱空調のサーバールーム
高顕熱空調を採用しているサーバールームでは、季節によっては湿度が高くなり、結露による腐食を防ぐための除湿が必要なケースがあります。ピーエスの除湿機DHは、コンパクトながら除湿能力の高い製品です。
➡除湿機
乾燥感の少ない冷房方式
除湿型放射冷房PS HR-Cは、24時間連続して安定した温度環境を実現するのに適した設備です。井水など未利用の再生可能エネルギーを熱源として利用したシステム構築が可能です。外気冷房や細霧加湿による気化冷却の組み合わせにより、さらに高効率のデータセンターを実現できます。
➡除湿型放射冷暖房PS HR-C