音楽施設
音楽施設に求められる室内気候
音楽のための施設には、雰囲気や響き、それから湿度や温度などのいろいろな要素への配慮が求められます。演奏者が良いパフォーマンスができ、観客が非日常を存分に味わえる快適な温熱環境とともに、楽器や音響機器のための適切な湿度管理も重要です。
課 題
- ホールの冷暖房
- 楽器の湿度管理
- 声のための加湿
- 地下のスタジオの除湿
- 音楽ホール
- 音楽ホールには、良い音、人の過ごしやすさ、空間のコンセプトなどを実現できる設備が求められます。また、観客や照明機材などからの熱や空気の流れを考慮する必要があります。
除湿型放射冷暖房PS HR-Cは騒音や気流感のない快適な暖かさ・涼しさを実現します。ホールのような大空間でも必要な領域のみを効果的に冷暖房できます。建築デザインに合わせたオーダーメイドのデザインが可能です。
➡除湿型放射冷暖房PS HR-C
天井高が20~30mにもなる舞台では、室温と壁面温度の差により発生する「舞台風」と呼ばれるコールドドラフトへの対策も必要です。PS HRヒータは風を起こさないので幕を揺らさずに効果的なドラフト対策が可能です。
➡放射暖房PS HRヒータ
- パイプオルガン
- パイプオルガンは、急激な湿度の変化に弱いため、季節や天候の変化に合わせた湿度管理が欠かせません。ピーエスでは加湿と除湿の運転が1台で可能な加湿・除湿ユニットG151や、必要なときに必要な場所を加湿できる可動式の加湿器PHなどをご提案します。
➡除湿機
➡空気清浄機能付 気化式加湿器 PH
- 楽器保管庫
- ピアノをはじめ、弦楽器などのデリケートな楽器の保管庫には、適切な湿度管理が欠かせません。季節や天候の変化による急激な湿度変化は楽器にとって大敵で、十分な配慮が求められます。
ピーエスでは単独で使用する加湿器や除湿機の他に、加湿と除湿の両方の機能を持つユニットG-152・G-402をご提案します。排水口のない地下室にも対応できます。
➡加湿・除湿ユニットG-152・G-402
- 地下の音楽スタジオ
- 防音効果が優れるため、地下室にスタジオがつくられる例はよくありますが、特に夏は湿度が高くなりがちで注意が必要です。湿気に弱いコンデンサーマイクの保管や、部屋のカビや結露防止のためには、除湿機DHの使用が効果的です。
➡除湿機
- 声のための加湿
- 体が資本の声楽家にとって、体調不良は大敵であり、日頃から風邪の予防や体調管理が必要とされます。空気の乾燥は喉を傷める原因となるだけでなく、インフルエンザにもかかりやすい環境になります。常に体のコンディションを維持するためには、室内の湿度を保つ必要があります。
ピーエスでは小型の蒸気式加湿器CP3miniや、空気清浄機能付きの可動式加湿器PHなどをご提案します。
➡電極式蒸気加湿器 CP3mini
➡空気清浄機能付 気化式加湿器 PH