いきもの

いきものにとっての快適さ

自然は、そこに生きるすべての生き物にとって快適であり、生き物はその自然に呼応して命をまっとうします。その地域の気候でしか生きられないいきものたちを、人間がつくる室内の環境で育むとしたら、できる限り本来の気候に近い“室内気候”が必要になります。

 
  • 室内につくる“気候”
  • 気流感のない暖かさ
  • 細かい霧
  • 衛生的な湿度管理
動物園・昆虫生態園
動物や昆虫を人工的に飼育する際には、先祖代々生まれ育った生態系や自然環境に近い環境を、できるだけ忠実に再現することで生き生きとした姿を見せてくれます。
例えば熱帯の爬虫類は、人工的に一日中同じ温度環境を維持するだけでは繁殖行動をしないと言われています。放射暖房PS HRヒータが採用されたケースでは、ベースとなる放射環境をヒータでつくり、昼と夜、季節による変化をあえて作り出し繁殖時成功した事例があります。
また蝶などの昆虫生態園では、蝶の飛行を妨げないよう、強制的な気流の無い暖房設備が必要です。蝶だけでなく、蝶の育成に必要な植物のための室内気候も考慮される必要があります。
➡放射暖房PS HRヒータ

ピーエスではこれまでにキリン舎やパンダ舎などへの導入実績があり、冷房、暖房、加湿など、最適な組み合わせをご提案します。
植物園の温室
植物園の温室では、そこで栽培される植物の生育環境に近い条件を作り出す必要があります。また、栽培や研究のためのみならず、来園する人のことを考慮した工夫も求められます。
温室の暖房用に幅広く使われているピーエスの温水暖房PS HRヒータは、放射と自然対流により、より自然で快適な暖かさを作り出します。温室内の高湿度環境に耐えうる耐久性と頑丈さを兼ね備えており、長期にわたり安定した室内気候を作り出します。
➡放射暖房PS HRヒータ

また、様々な気候ごとの温湿度条件を実現するために、制御性と衛生面の性能に優れた加湿システムもご提案しています。
➡遠心式加湿器 ABS3
➡遠心式加湿器 D3001
➡電熱式蒸気加湿器 RS
蚕の飼育室
蚕の飼育室内の温湿度環境は、繭の品質や蚕の成長に大きく影響します。近年は医薬品開発への用途も広がり、無菌環境による大規模要点施設も増えてきています。一定の温湿度環境を維持することで品質を安定させるため、現場の規模や条件に合わせた最適な加湿方式をご提案します。
➡遠心式加湿器 ABS3
➡一流体加湿システム MF
植物工場
植物工場では各工程に適した温湿度管理が必要です。例えばキノコの接種段階では、キノコ以外の雑菌が混入しないよう高レベルの空気清浄度が要求されますので、蒸気式加湿が適しており、低温高湿度の環境を維持するために高い制御性を備えた「電熱式」の蒸気加湿器が適しています。
➡蒸気式加湿器 SU / RS

また発生・生育段階では霧の細かい加湿が必要とされます。
➡遠心式加湿器 ABS3

現場事例