電子機器製造
電子機器製造における湿度管理
プリント基板などの電子機器は、湿度に非常に敏感です。湿度が高いために生じるわずかな腐食(サビ)や、湿度が低くて起こる静電気放電(ESD)は部品の破壊につながります。一年を通じて、安定した湿度環境が求められます。
課 題
- ESD(静電気放電)防止
- 恒温恒湿
- 冷房加湿
- 保管庫の安定した湿度
- 冷房負荷低減
- ESD(静電気放電)対策
- 電子機器の誤作動や破壊損傷の一因となるESDを防ぐための対策として、加湿は有効な手段のひとつです。加湿を十分に行うことで物体の表面に薄い水膜を形成し、帯電を防ぎ、静電気を逃すことができます。
湿度が高いほどESDは起こりにくくなりますが、温度変化による結露を防ぐため、湿度変化に即応する制御性の高い加湿システムが必要です。
- クリーンルーム
- 半導体デバイスは、高精度の恒温恒湿環境のクリーンルームで製造されます。
制御性が高い電熱式蒸気加湿器による設計が一般的ですが、大空間の場合はクリーンで省エネ加湿が可能な細霧式の一流体加湿システムMFも有効です。
➡蒸気式加湿器 SU / RS
➡一流体加湿システム MF
- 基盤実装ラインの加湿
- プリント基板への実装段階では、半田付けの際に大量の内部発熱があり、その冷却のために大量の換気を行う必要があります。冬期に冷房が必要なことも多く、冷房負荷を抑えるためにも細霧式の加湿システムは有効です。
純水ユニットを組み込みの衛生的で省エネな一流体加湿システムMFをはじめ、規模や用途に合わせて最適なシステムをご提案します。
➡一流体加湿システム MF
- 半導体部品保管庫
- 半導体デバイスは、部品にわずかな腐食(サビ)が発生しても故障の要因となります。半導体デバイスの腐食は、プリント基板と同様に製品の信頼性に大きく影響するため、半導体デバイス倉庫の湿度管理は極めて重要です。
腐食防止には絶対湿度を下げることが有効で、コンパクトながら確実に除湿ができるピーエス除湿機DHは多くのデバイス倉庫で採用されています。
➡除湿機
関連資料
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- ニュースレター
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精密機器工場事例(加湿器SU、除湿機DH)
図番 更新日 2023年04月20日 ファイル PDF サイズ 840.1 KB 湿度55%の環境が必要な検査装置の製造試験工場で加湿器と除湿機を導入いただいたお客様の声をご紹介いたします。