オフィス/庁舎
オフィスや庁舎に求められる室内気候
オフィスや庁舎には、執務空間の機能性だけでなく、サスティナビリティや災害時の事業継続性、交流の拠点など、多岐にわたる機能が求められます。想定される様々な用途に対して、空調設備の全体の最適化を図ることが必要です。
また、いろいろな世代の人が集まり、コミュニティーの核となる多目的ホールには、地域の気候の魅力を活かした、より自然な室内気候が求められます。感染症予防のための湿度管理も重要です。
課 題
- 大空間の冷暖房
- ZEB/BCP対応
- 自然エネルギー利用
- 交流スペースの快適
- 喉の健康、感染症予防
- ZEB/BCP対応
- 近年の庁舎の建築にはZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)やBCP(事業継続計画)への対応が求められます。除湿型放射冷暖房PS HR-Cは、夏の冷房時は10℃~20℃、冬の暖房時には25℃~40℃~の中温水を本体に送水することで冷暖房が可能で、地下水や太陽光などの自然エネルギーの利用に最適な設備です。
➡除湿型放射冷暖房PS HR-C
- ロビー/共有部
- 光や新鮮空気など、外の気候をふんだんに取り入れた開放的な大空間や吹き抜け空間には、PS HR-Cは最適な選択肢の一つです。
ベースとなる放射環境をPS HR-CやPS HRヒータで構成し、季節ごとの外気の変化やイベント時などの熱負荷の変動に合わせて適切に空調システムを組み合わせるといった、放射と空気のハイブリッドシステムが多くの現場で採用されています。
➡除湿型放射冷暖房PS HR-C
➡放射暖房PS HRヒータ
- 執務空間
- 執務スペースには、個々のワークスタイルに合わせた空間設計が求められます。ロングスパンの大部屋の中で、配置換えや用途の変更にも対応可能な設備計画が重要です。また内部発熱などの負荷特性に合わせて、温度や湿度の制御や新鮮空気の導入方法の検討が必要です。