気化細霧式加湿器 DL
大容量加湿を省エネ・衛生的・高精度に
高精度加湿が求められる空間では、従来は制御性や衛生面の観点から蒸気式加湿が選択されていました。しかしながら、換気量が多いほど、そのエネルギー量が課題になることがあります。
気化細霧式ハイブリット加湿器DLは、細霧式と気化式の組み合わせにより、省エネルギーでありながらも高い制御性をもった加湿器です。またRO純水に銀イオンを添加することで、高い衛生品質も兼ね備えています。蒸気式に近いレベルの制御性と、気化式・細霧式の省エネルギー性を活かすことで、大容量加湿を省エネ・衛生的・高精度に行うことができます。
病院や研究所、製薬会社などの高いレベルでの湿度管理が必要な用途に適しています。
用途
大空間の加湿
清浄度が要求されるところ
省エネ改修したい場所
無菌・クリーンな加湿がもとめられるところ
精密な湿度制御が求められるところ
- クリーンルーム
- 試験室研究施設
- 生産工場
- 製薬工場
- 印刷工場(製版)
- 病院
関連リンク
特長
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CO2排出量の削減に貢献
蒸気式に比べCO2排出量を大幅に削減します。水を加熱するエネルギーを必要としないので、消費電力・エネルギーを大幅にカットすることができます。100㎏/hの加湿が185Wで可能です。
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高い制御性
ステップコントロールとインバータ出力制御の組み合わせにより、高精度の加湿量制御が可能で比例制御に対応しています。セラミック製の加湿材を採用したことで、保水量が少なく従来の気化式に比べ加湿のオーバーシュートが発生しにくくなっています。
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高い衛生品質
給水はRO純水のみ使用できます。また銀イオン添加システム(HygienePlusⓇ)の採用により、加湿水中の雑菌・バクテリアの繁殖を効果的に抑制。動作していない水回路の自動排水、加湿要求が無い場合やシステム起動時の自動フラッシング機能により停滞水の防止を行っています。また、加湿材のカビ、においの発生がありません。
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ランニングコストもメンテナンスコストも低コスト
排水量も従来の気化式に比べて少なく、加湿量の10%程度です。(※給気条件による) メンテナンスは銀イオン添加システムカートリッジの交換がメインで手間がかかりません。またセラミック加湿材についても清掃しながら継続的にお使い頂けます。
仕様表
加湿量40㎏/H以下をご希望の場合はご相談ください。
使用水質:RO純水(0.5~15μS/cm)
給水温度:5~20 ℃
給水圧力:0.3~0.7 Mpa
使用周囲温湿度:5~40 ℃、~75 %RH(屋内設置) ※入口空気温度で変ります。
入力信号 : DC 0-10 V、DC 1-5 V、4-20 mA
圧力損失(風速2m/s) : 40 Pa
水滴飛散なし最大風速 : 2.5 m/s
自動排水 : あり
* AHU / ダクト必要寸法は、ドレンパンの必要寸法として別途100mm程度必要です。
* DLは、ビルマネジメントシステム(BMS)対応製品です。