遠心式加湿器 ABS3

日常利用時の運転の開始と停止

運転の開始
1.
電源コンセントをつなぎ、給水バルブを開けて下さい。手動給水型の場合は水槽に水を入れて下さい。
2.
湿度調節器の設定を調整し加湿器に要求信号を入れて下さい。すぐに運転が始まります。
運転の停止
1.
湿度調節機の設定を最低に下げて運転を停止して下さい。モーターが停止し1分間内部洗浄を行います。
2.
洗浄が終わったら電源を切り給水バルブを閉じて下さい。
長期間運転を休止した後の運転開始
1.
フィルターやドレンサイホン、給水電磁弁など内部の分解清掃を行って下さい。
2.
給水系統の水をフラッシングして下さい。
3.
電源コンセントをつなぎ、給水バルブを開けて下さい。
4.
湿度調節器の設定を調整し加湿器に要求信号を入れて下さい。
5.
約1分間の内部洗浄後、モーターが回転し噴霧を開始します。
長期間使用しない場合の停止
1.
湿度調節機の設定を最低に下げて運転を停止して下さい。モーターが停止し1分間内部洗浄を行います。
2.
洗浄が終わったら電源を切り給水バルブを閉じて下さい
3.
埃の多いところに設置されている場合は数日間乾燥させた上でカバーをかけて下さい。

電源が入っていて、湿度も低いのに全く運転しないのですが?: 配電盤のブレーカーがONになっているか確認して下さい。湿度調節機の設定が適正か確認して下さい。ON/OFF型の湿度調節機をお使いの場合、設定を変えてみて「カチン」をいう音がするかなど、湿度調節機が正常に動作しているかも確認してみて下さい。

モーターは回るのに霧が出ないのですが: ABS本体へ給水がされていません。バルブなどを確認いただき、問題ない場合は加湿器内部のストレーナやフィルター類の清掃／交換を行って下さい。

運転中に異音がするのですが: 運転音が大きくなった場合は回転部の緩みが原因です。運転を停止し回転部を点検して下さい。「カン・カン」という音は正常な状態でも発生します。

霧の出方が多くなったり少なくなったりします: 湿度調節機側で比例制御信号を入れている場合、または初期設定で内部のロータリースイッチ（SW2)で最大能力調整を行なっている場合は間欠噴霧になります。

日常的に行う保守項目はありますか？: 加湿器下部のフィルターの清掃を２週間に１回程度の頻度で行って下さい。給水電磁弁やドレンホースの清掃などもシーズンごとに行って下さい。