一次エネルギー消費基準値の51％を削減

ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）とは、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。この度ピーエスの札幌工場がZEB Ready認証を取得しました。ZEBは4つの段階に分かれていますが、一次エネルギー消費基準値の50％削減した建物が認証を受けられるのがZEB Readyです。

▲ 環境省HPより抜粋	▲ BELS評価書

ピーエスのZEB化への取り組みとして、空調に放射暖房PS HRヒータを活用。広い放射面を取ることで低い水温でも暖房効果を得ることができ、省エネルギー化に大きく貢献しました。熱源や照明にも工夫を施し一次エネルギー消費基準値の51％を削減することができました。

質の高い製品は、質の高い環境から

札幌工場は1972年に建設。当時の社員一人一人の手で植樹された2万本の樹木は「ピーエスの森」として成長を遂げ、工場の周囲に広がります。ピーエスの冷暖房製品はそんな緑あふれる環境で日々生産されています。「質の高い製品は、質の高い環境から」という考えを念頭に、50年以上にわたって豊かな自然を生かした室内の環境づくりと向き合ってきました。そういった活動が2021年全国みどりの工場大賞 経済産業大臣表彰の受賞や今回のZEB Readyの認証取得に繋がっています。

持続可能な社会の実現へ向け、今後も引き続き環境へ配慮した取り組みを推進して参ります。