温度と湿度の専門企業 ピーエスグループ

対談@PSモンスーンVol.1「至高の音を支える湿度の世界」

2020.12.10 | news

「湿度」をめぐる対談シリーズ。第1回はファツィオリジャパン社長をお招きし、至高の音・ピアノ創りにまつわるお話を伺いました。

2020年9月、大掛かりなリノベーションを終えたPSモンスーン(東京都杉並区)。
温度と湿度の専門企業・ピーエスの湿度センターとして、新しい幕開けとなりました。

これを機に、各界の第一線で活躍されているプロフェッショナルとの対談を通して、「湿度」を巡る様々な探求のきっかけになればと、「対談@PSモンスーン」企画が誕生しました。

 

対談@PSモンスーン Vol.01
至高の音を支える湿度の世界 ファツィオリジャパン社長に聞く

記念すべき第1回は、イタリアのピアノメーカーで、ピアノ界に新しい風をもたらし続けるファツィオリピアノの日本総代理店、ファツィオリジャパン株式会社代表取締役のアレック・ワイル氏です。
ピアノ、音楽、湿度、環境。交わした対話の数々を、どうぞお楽しみ下さい。

〈写真〉中央:アレック・ワイル(ファツィオリジャパン代表取締役)、右:茂木彩(ピアニスト)、左:外山翼(ピーエス)@PSモンスーン

 

創業者パオロ・ファツィオリとの出会い

外山:ピーエス工業株式会社の外山と申します。今回はPSモンスーン湿度センターを会場に対談の企画としてファツィオリジャパン株式会社のアレック・ワイル社長にお越しいただきました。本日は宜しくお願い致します。

アレック社長(以下敬称略) 宜しくお願い致します。

茂木 : 茂木と申します。私はピアニストとして演奏活動をする傍ら、ピーエス工業でもコンサートや翻訳の仕事をしており、今回の対談に呼んでいただきました。
以前、豊洲シビックホールのファツィオリピアノを演奏した経験がございますが、第一印象として、音色やタッチを含めてとても懐の深いピアノだと感じました。
始めにお聞きしたいのですが、アレック社長ご自身はどのようにファツィオリピアノに出会い、その魅力に惹かれて今のお仕事に携わるようになったのでしょうか。

アレック: 私はアマチュアピアニストとしてずっとピアノを趣味にしていたのですが、1992年に来日し、1994年にスタインウェイのアジアでの最初の社員となり、東南アジアのビジネスを担当していました。今となっては、アジアはスタインウェイのメインの市場になっていますね。
スタインウェイジャパンの設立後、東南アジアと日本の営業に関わっていましたが、色々なきっかけがあって伊ファツィオリピアノフォルティ社に出会い、興味を持ったのが始まりです。そこでイタリアに行って創業者のパオロ・ファツィオリに会いました。この人は私とちょっと似ていて、ピアノの『オタク』ですね(笑)。私たちは意気投合して、非常に良いコミュニケーションを持つことができました。そこで、このピアノを是非、日本に紹介したいと言いました。もう12年前のことになります。
伊ファツィオリピアノフォルティ社は小さい会社ですし、新しい会社でもあります。来年は創立40周年、パオロは今でも社長をしています。ファツィオリピアノは、年間150台くらいしか生産していないのですが、1台1台大切に品質を保つことをモットーとしております。それは、他のピアノメーカーよりも、顕著だと思いますね。そして、ピアノの温度湿度管理は、恐らく一番大切なことです。お客様にも常々申し上げていますが、温度湿度をきちんと管理していれば、調律が長持ちします。ファツィオリピアノだけでなく、ピアノという楽器がそもそもそういうものです。

 

ファツィオリピアノの材質

アレック: 1つお持ちしたものがあるのですが(と、1枚の板を取り出し)これはピアノの響板材です。ファツィオリの場合は特別で、赤モミを使っていますね。イタリア原産で、あのヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウスと同じなのですよ。この響板材は2m以上のものが使われ、カーブして、コマが乗って、その上に弦を張ります。350kgもの強い圧力がかかりますね。そして、湿度に関しては非常にセンシティブで、湿度が高すぎるのも良くないですし、逆に10%、20%くらいに乾燥すると、割れてしまいます。だからこそ、ショールームでも加湿、除湿のできるピーエスの製品を24時間、2台運転しています。非常に満足していますよ。

茂木 : すごい、ピアノの響板材を実際に手にとってみたのは初めてです。

アレック: 響板はピアノの心ですね。機械的に考えれば簡単で、ピアノの音が出る仕組みというのは、弦があって、鍵盤に連動してハンマーが弦を叩いて、振動して音が出る。しかし弦自体は空気を動かすことはできないんですね。ですから、響板の働きというのは、大変重要なのです。

茂木 : 響板の善し悪しが、ピアノの音に直結するのですね。また、ファツィオリピアノの特徴として、鍵盤が滑りにくく、なおかつ舞台で照明が当たった時に、影が出来ないような仕組みになっているとお聞きしました。光で黒鍵が影になると、演奏者としてはかなり弾きにくいものだと感じたことがあります。そのように、演奏家に寄り添うような工夫がされていると思いました。

アレック: そうですね、昔はピアノの鍵盤には象牙が使われていることが多かったですね。今は象の保護のために、ほとんどありません。大抵の鍵盤はプラスチックですが、ファツィオリの場合は石材が使われていて、結果的に象牙と同じように、指の汗を取る働きがあるんですよ。黒鍵は木材で、黒檀をつかっています。

 

なぜ新たなピアノメーカーが必要だったのか

茂木 : ご自身がお考えになる、ファツィオリの求めている「音」というものは、どのようなものでしょうか。

アレック: それは是非、考えて下さい(笑)。・・・音に関しては、やはり、パオロ・ファツィオリの天才的なところだと思うのですよ。あれは1981年のことでしたが、これだけ有名なピアノメーカーが沢山ある中で、本当にもう一つピアノメーカーが必要かどうかということが争点だったと思うのです。でも、彼にとっては、当時のピアノの音が不満だった。彼の頭の中には、新しいピアノの音があったのですね。もっと透明でクリアな音。それを目指したのです。
どういう風にしたらそういう音を生み出せるのか。
ファツィオリピアノの設計は、他のものとは違います。説明が難しいのですが、倍音というものがありますね。倍音というのは、一つの音を鳴らしたときに、その音だけではなくて、他の音も同時に鳴る現象のことです。1872年にスタインウェイが、ヘルムホルツという有名な物理学者と一緒に、「デュープレックス・スケール」という新しいシステムをつくりました。そのおかげで、もともと倍音が乏しかった高音部にも、豊かな倍音を発生させることができるようになり、ピアノの豊かな響きが実現したんですね。現在のピアノのほとんどが、この仕組みによっています。ファツィオリの場合は、そのデュープレックス・スケールよりも倍音を整理することによって、よりクリアな響きが可能になる設計と仕上げになっています。倍音を作り出すには非常に時間がかかりますが、それがファツィオリの特徴です。

茂木 : ファツィオリピアノに一番合うと思われる作曲家の作品などは、何かありますか。

アレック: ああ、それはかなりオールマイティーだと思いますね! 古典作品から現代曲まで。例えばバッハをよく演奏する素晴らしいピアニストのアンジェラ・ヒューイット。彼女はファツィオリを3台持っています。私が大好きな20世紀の作曲家、スクリャービンとかシマノフスキも合うし、ロマン派もいいし。クラシック作品だけではなくて、ジャズピアニストがファツィオリを大好きですよ。ハービー・ハンコックの来日の際は、必ずファツィオリを用意します。それからJ-POP。ミスターチルドレンのスタジオにも、ファツィオリが入っていますね。様々なジャンルでファツィオリが活躍しています。
ピアノは表現のための機械ですから、演奏家が音色を変えたり、強弱を変えたり、色々するわけですね。その幅に可能性があるのです。電子ピアノだったら、音色は基本的に一つだから。それからファツィオリピアノは、非常にクリアな音なので、ピアニストによってはまるで裸にされたような気分になるかもしれない。全ての音が聴こえるので、ごまかしがきかないというかね。

外山: 逆にそれは、実力のあるピアニストにとっては、ダイレクトな表現が可能になるということでしょうか。聴いている側としては、よりピアニスト自身の本質的な部分を聴けるということもあるでしょうね。

アレック: そうですね。もちろん、ファツィオリが合わないという人もいるでしょうけど、それはそれでね(笑)。

 

国際コンクールの難しさ

外山: 例えばコンクールなどでは、まさにそういう演奏者の姿を見る場になると思うのですが、ショパンコンクールにも、ファツィオリが公式ピアノになっていましたね。世界の歴史あるコンクールにファツィオリの名前がどんどん聞かれるようになって、これも素晴らしいことだと思うのですが。

アレック: ええ、ただコンクールは本当に難しいですね。まず、ファツィオリは40年弱の歴史で、3000台くらい作られましたが、スタインウェイは61万台、ヤマハはもっと多いでしょう。そうすると、ピアニストはヤマハやスタインウェイは良く知っているけれど、ファツィオリのことはあまり知らない、弾き込んでいないということが起こってきます。私もショパンコンクールのピアノ選定の場に立ち会いましたが、可哀想に、出場者は15分で、4台のピアノから一台を選ばなくてはならないわけです。きついでしょう?だからもう、このピアノ知ってる! で決めるしかない。だから、ファツィオリを選ぶ人は少ないのです。もうあのような現場に立ち会いたくないね(笑) ただこれから、ファツィオリを選ぶ人が増えてくれたらとても嬉しいです。

 

音を生み出す歳月

外山: しかし、創業40年で国際コンクールの公式ピアノに認定されるというのは、本当に素晴らしい価値のあることですね。改めて、創業者のパオロ・ファツィオリさんが、頭の中に理想の音があって、これだけすでに有名なピアノメーカーがいくつもある中でピアノを創り出したという事実に感動します。ピアノを一からつくるのは、大変なことですよね。

アレック: 大変なことです。例えば、料理をつくるとき、皆さんもパスタソースなんか作ることがあるでしょう。始めは頭の中に、味のイメージがあります。塩加減やスパイスなどで、イメージに近づけるわけですよね。味はまだ簡単なのですが、問題は音です。どういう風に音を作れるのか。非常に時間と労力がかかりますよね。ピアノが一台完成するのにも、非常に長い時間がかかります。ファツィオリの場合は木を切って板にして、自然乾燥に二年間。その後に人工乾燥。その後で響板の形をつくって、もう一度寝かせます。だから、今日できたピアノの木は、6年前くらいのものですかね。

茂木 : 樹齢何年くらいの木を使うんですか。

アレック: 樹齢200年くらいでしょうね。

茂木 : そう考えると、はるか昔からピアノづくりが始まっていることになりますね。オルガン奏者の方と話したことがありますが、パイプオルガンはまさに森づくりから始まるというお話でした。ピアノも同じでしょうね。

アレック: 本当にそうです。ピアノに使われる木も生きているから、温度湿度管理が大切になってくるわけです。

 

湿度によって変化する木の精密機械

外山: 以前アレックさんに伺った、「ピアノは、非常に細かいメカニズムを持った、木製の精密機械」という言葉を思い出します。

アレック: ピアノのアクションは『生』の木材ですからね。あとはフェルトと鉄と、これが全て、湿度に敏感です。雨が降ったら、ピアノの鍵盤は重く感じますね。フェルトに湿気が含まれていても音は柔らかくなったり。だから冬の音と夏の音は違いますね。イタリアと比べて、日本はやはり大変です。ここの気候はモンスーン。気候によって環境づくりが変わるのは当たり前ですね、例えばマレーシアのピアノなんかは、加湿に関しては考えていません。

 

世界を往来する楽器と気候風土

外山: 弊社も60年前の創業の時、なぜ湿度が高い日本で加湿器を作るんだと不思議がられたのだそうです。しかし、今では加湿という概念が随分浸透してきています。モンスーン気候の日本において湿度は興味深く、また難しい存在でもあります。日本の気候風土においてピアノの音をどう保っていくかという湿度管理は簡単ではありませんが、非常に面白い仕事です。

茂木 : 本当に湿度によってコンディションも音も変わりますし、悩まされることも多いですが、同時に湿度による音の変化が、音楽の面白さにつながるようにも思います。

アレック: そうですね。

外山: 例えば、日本古来の楽器も、日本の気候風土の中でこそ生まれたものと言えますね。三味線や琴、太鼓などは、畳や障子など吸音性が高く響かない日本の音響環境の中にあって強い音を奏でる和楽器が生まれ、ヨーロッパのよく響く音響環境の中にあって、より繊細な音を奏でるヴァイオリンやピアノなどが生まれたと聞きます。


写真:ファツィオリピアノとPS加湿除湿ユニットG-150

 

アレック: そう、和楽器も湿度による色々な問題があるかもしれないけれど、日本のために生まれた楽器ですね。それから、音の長さの違いがあると思います。いわゆる、音の余韻ですね。ピアノは音の長さが非常に重要です。三味線などは、短く演奏することが多いでしょう。気候によって、響きの違い、奏法の違いがあるのが面白い。まあ、和楽器の専門家が聞いたら、違う!って言うかもしれないけど(笑)。

外山: 笙も、火鉢を置いて、乾かしながら吹いたりするようですね。

茂木 : そういうエピソードは色々ありますね。アメリカ公演に琵琶や尺八を持っていったら、日本生まれの木でつくられているので乾燥で割れてしまうらしく、急遽、八百屋でレタスを買ってくるんでいたとか(笑)。

アレック: それは大変(笑)。

外山: 今は楽器が世界中を往来するようになって、どのように気候に合わせてコンディションを保つかということが重要になってきた。現代ならではの側面ですね。空調を考えるとき、温度や換気の方が主体になることが多いですが、楽器を取り巻く環境においては湿度も重要な要素と言えます。ここも湿度センターという名前がついていますが、そもそも湿度を専門にしている企業というのは非常に珍しいかと思いますが、日本特有の気候風土と向き合う湿度センターです。ピアノという楽器を通して、芸術や文化を支える環境づくりにつながればと思っております。

 

生の音を経験する価値

アレック: お客様への説明のために、ピアノは湿度50%RHくらいが良いという話をするのですが、ピアノにとって良い環境というのは、人間にとっても良い環境なんです。自宅の快適な環境づくりにも、温度湿度管理は欠かせないものだと思います。それに、今はこんな状況で、コンサートホールは今まで通りには活動できていないけれど、生の音の素晴らしさというものは決してなくならないし、ライブはこれから先も続いていくでしょう。ホールの環境も、同様に守っていかなくてはなりません。

外山: 演出家のロバート・ウィルソンがあるテレビインタビューの中で、 「映像やデジタルアートが発達した現代においても劇場がなくなることはない」ということを言っていたのが印象的でした。「その時代の最高の音楽、演技、ダンス、衣装、建築、照明で創り出された一夜を体験するために、人々は劇場に集まる」と。

茂木 : これから音楽の聴き方も演奏のあり方も多様化していく時代に入ったのかもしれないですが、ライブの素晴らしさ、価値というものは継承していかなくてはならないですね。

アレック: 少なくはなるかもしれないけどね。11月末の土曜日、豊洲シビックホールでファツィオリピアノのコンサートがありますよ。コロナ対策のために、昼と夜で違うプログラム、休憩なしの一時間、おすすめです。このホールのピアノ庫に関しては、本当に口を酸っぱくして言ったからね。イタリアでは、ファツィオリのピアノ工場の中にコンサートホールがあります。選定もそこでできるし、良い環境ですよ。

外山: イタリアに行ったら是非伺いたいです。これからもファツィオリの良い音が、色々なところで聴かれるように、我々もずっとサポートさせていただきたいと思います。

アレック: またショールームにもいらして下さい。

外山: 本日はありがとうございました。

アレック: ありがとうございました。


写真:ファツィオリジャパン ピアノショールーム

終始和やかに、ファツィオリピアノを巡る様々なお話をお聞かせ下さったアレック・ワイル社長。対談のあとは、何とファツィオリモデルの自転車にまたがって、颯爽と走っていかれました。

理想の音を求めて、厳しい道をものともせずに創業に乗り出したパオロ・ファツィオリ氏の姿勢と共に、新しいピアノの音をつくるという、途方もない夢を実現させた関係者の並々ならぬ情熱に思いを馳せる時間でもありました。

音は時に、その土地の気候そのものを表すものだと感じることが多くあります。これからもピーエスが温度と湿度の専門企業として、音楽という文化そのものを支えていくこと、そして、またここから多くの対話が生まれるのが楽しみでもあります。

 

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アレック・ワイル(Alec Weil)
ファツィオリジャパン株式会社代表取締役。シカゴ大学経済学部を優等で卒業後、ロンドン・ビジネス・スクールにてMBAを取得。イギリス、ドイツ勤務を経て、1992年より日本在住。1994年、スタインウェイ&サンズの初のアジアにおける社員として極東代表に任命され、極東、東南アジア市場を担当したのち、1997年、スタインウェイ・ジャパン株式会社の設立に携わり、同社の執行役員マーケティングディレクターに就任。2008年ファツィオリピアノの日本総代理店として、ピアノフォルティ株式会社を設立。創立10周年を迎えた2017年ファツィオリジャパン株式会社に商号変更。アマチュアピアニストとして、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)アミューズ コンクール(シニア部門)で優勝、グランミューズシニア部門で準優勝。また、熟達したジャズサックス奏者としての一面も持つ。

▶︎ ファツィオリジャパンショールーム
105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 1F
JR田町駅より徒歩6分/都営三田駅より徒歩8分
Tel. 03-6809-3534  info@fazioli.co.jp(予約・お問い合わせ)
https://fazioli.co.jp

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茂木彩
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学ピアノ科卒業後、渡仏。エコールノルマル音楽院修了。第8回イルドフランス国際ピアノコンクール第2位、第2回エレーナリヒテル国際ピアノコンクール第1位、第21回日本演奏家コンクール第1位及び鎌倉市長賞受賞他、国内外のコンクールに入賞。東京、パリでのリサイタルを始め、ソロ、室内楽を問わず各地で演奏を行う。ピーエスではコンサートや仏語翻訳の他、室内気候探求に関わる様々な活動も行っている。

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“ PSモンスーン ” 湿度センター(ピーエス工業株式会社)
ピーエスは1960年に日本初の加湿器メーカーとして創業以来、美術品や楽器の保管環境から病院の感染対策、精密機器のクリーンルームまで様々な産業に湿度環境を提供して参りました。東京都杉並区には、そのような様々なケースに対応する加湿器の豊富なラインナップの展示や湿度管理の技術を集約した湿度センター”PSモンスーン”がございます。ここではピーエスの加湿器、除湿機のほぼすべての製品の実機と運転デモをご覧いただくことができます。また研究会やセミナーなどもご要望に応じて開催いたします。どうぞお気軽にお問合せください。

▶︎ “ PSモンスーン ” 湿度センター
168-0081 東京都杉並区宮前1-16-9
Tel. 03-3335-5161 info@psk.co.jp(予約・お問い合わせ)

 

対談をご覧になった方からのご意見、ご感想もお待ちしております。対談@PSモンスーンVol.2もどうぞお楽しみに!