ピーエスの体感型ショールーム
2024.07.08 | information
この夏、全国各地の体感型ショールームへ是非ご来場ください!
未来の建築デザインをになう若者へ
先日オープンした福岡の新しいショールーム。室内気候とは、気候風土・自然・使い手など、さまざまな要素が“mosaic”のように集まりながら変化するもの。名前は
このリノベーションには熊本大学 建築学科の学生たちと取り組みました。室内は均一ではなく自然の空気や光とともに変わりゆく。一緒に学生たちと企画に加わった教授からの「光と空気の杜」というイメージのもと、設計デザインが進んでいきました。
建物の前のシマトネリコの大きな木、開放的な広がる空間。ピーエスの室内気候の快適さを体感しながらゆっくりと対話ができる場所。この空間をどうデザインするか、温熱環境・意匠的にピーエスの製品をどのように配置するのか。白熱するコンペや数回の講評を経て、福岡・吉塚にオフィス兼ショールームが完成しました。
▲ 周囲の景色も室内気候の要素の一つ(PS mosaic)
そして2022年に仙台に誕生した「PS アトリエ」。
この時は東北芸術工科大学の学生が中心に、プレゼンテーションから実際の施工まで関わりました。
「学生だと提案で終わってしまうことも、空間や温熱環境のデザインを実現するところまで一貫してできたことで、やりがいと楽しさを身をもって学べた。」と参加した生徒の声。
どこのビルにもある普通のオフィスをクリエイティブ空間としての‘アトリエ’に。除湿型放射冷暖房PS HR-Cを大胆に利用したスペースにより、集中する事務作業、ときに製作活動はリラックスして、など緩急をつけて自由な場所で過ごすことができます。
▲ 蛍光灯の目立つ一般的な事務所スペースをリノベーションしたPS アトリエ
小さなオフィスから大空間まで・・・広がる空間デザイン
両プロジェクトの学生がまずこのショールームのプロジェクトに関わることになったときに訪れたのが熊本にある「PS オランジュリ」。PS HR-Cとは、室内気候とは・・・学生たちと各部屋を回りながら、彼らが今まで聞いたことのない言葉の意味をひとつひとつ伝えていきました。
熊本の歴史あるこの建造物は、大正8年に建てられた重厚なレンガ造りの外観で、かつて銀行として使われていた際には厳粛な雰囲気の内装であったところをピーエスが大きくリノベーション。広く高い吹き抜けの特徴を生かし、天窓からやさしい光が差し込む明るい空間へと修築しました。除湿型放射冷暖房 PS HR-Cが涼やかなブラインドのように配置され、夏はやわらかく包む放射冷暖房の涼の心地よさを感じていただけます。
▲学生たちの勉強会の様子 (PS オランジュリ) | ▲加湿器の展示がされているヒューミラボ (PS オランジュリ) |
PSオランジュリのような大空間から小さなオフィス、そして住宅まで。私たちの関わってきた空間は多岐にわたります。それぞれの地域の自然や気候を敏感に感じ取り、長く使える室内気候を丁寧に創り上げること。そして地球環境にも配慮したエネルギーを意識していくこと。
次の世代へ持続可能な世界を残していくという想いのもと、各地域のショールームではさまざまな室内気候をご提案しています。